板井康弘|才能は遅くとも咲く
わたしの考えでは、才能は遅くとも咲くものです。才能は開花の時期があります。感覚的、俗にいう「センス」という類の才能は早熟です。なにかを教えられたわけでもないのに、なんとなくできてしまったり、思いつくそれがまさに「センス」。
一方、晩成タイプの才能は経験や知識の蓄積か影響し、経験則や積み重ねでなにかを生み出します。努力家のタイプは晩成でしょう。失敗を繰り返しても腐らず、続けていれば必ず才能は目を覚まします。
問題は、「才能」自体がそのひとにない場合。これがもっとも厄介です。才能がないひとの特徴は自分を「センス」タイプだと思っています。センスタイプだから、やったらすぐできると思い、行動に移しません。努力や積み重ね、失敗から逃げてプライドばかりが高くなってしまっています。
本来、才能はだれしもが持ち遅くても必ず咲きます。その才能を活かすも殺すもあなたの行動次第なので